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■ 瓦葺き屋根のお手入れについて ■

 粘土瓦は我が国において、1400年もの歴史を持ち、住宅建築の屋根材としては欠くことの出来ない材料として、その良さを多くの方々からご指示いただいて今日に至っております。
 粘土瓦は他の屋根材と比較して褐色等が少なく時間が経過してもその味わいが失せることはありません。また、性能的にも他材料と比較して屋根遮熱性能は高く、お施主様の快適な住まいを屋根面から守る材料と言うことが出来ます。
■日頃の心掛け
 瓦を葺いた屋根は、特に日常的なお手入れをする必要はありませんが、台風、地震、年月の経過によって瓦にズレが生じることがあります。定期的に瓦のズレや割れを点検しましょう。
 きちんとした管理をしていただければ、粘土瓦はその味わいと性能的な強さを長い年月にわたって保持することが出来る材料です。管理につきましては、専門の業者に定期的な点検をご依頼いただき、施主様自らが補修するようなことは危険を伴いますので絶対におやめ下さい。
■補修と定期点検
 雨漏り等がなくても、瓦の配列のズレや割れを発見されましたら、すみやかに補修することが必要です。補修には、瓦の固定、取り替え、しっくい塗りなどの方法があります。
 雨漏りは、屋根、外壁、雨どい、結露など様々な原因と場所が考えられます。その現象としては、しみ出るようなものやポタポタと水滴が落ちるようなものまで多様です。また、屋根裏に断熱材を入れることも一般化した現在では、断熱材に雨水が吸収され少々雨漏りしても水滴もシミも見えない、と言うことがあります。そこで屋根については屋根裏を定期的に点検することが必要です。 雨漏りが起きたら専門の業者に連絡して補修してもらいましょう。
 台風や地震などによって屋根などの外回りに何らかの損傷や不具合が生じますと、住まいの財産価値や安全性を損なうことにもなります。また、修繕も大がかりなものとなり、時間や金額上のご負担も増加してしまいます。そのようなことがないように定期点検を依頼し、損傷の早期発見、早期補修にお心掛け下さい。
■定期点検の目安
 定期点検はズレや割れを点検するもので、定期点検の目安としては5〜6年ごとに実施するようお心掛け下さい。 また、20〜30年程度経過した時点では、全面的な葺き替えなどのご検討が必要な場合もありますので専門の業者にご相談下さい。


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